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2011年10月16日
廃油石鹸の作り方と使い方

《 手作り石鹸について 》
1、廃油
2、苛性ソーダ
3、水
作り方
2,3を混ぜ水溶液を作る。
水溶液を油に加えてよく混ぜます。
型に流し込んで固めます。
型から出して1ヶ月熟成させます。
はい、出来上がり。
原料の廃油は、給食事業で出たものを使用しています。現在は
米油と白絞油を50%の割合で混合したものを使用しています。
原料となる油の性質によって石鹸の出来も変わります。
石鹸は油の成分と苛性ソーダ水溶液が反応して出来ます。その
割合が油によって違うのです。これを鹸化率といいます。
詳しくはWebで、ってどっかで探して!「鹸化率」検索すれば
ヒットするはずです。
苛性ソーダ水溶液は強アルカリです。油と混合して鹸化して、
熟成される工程で、「酸化」していきます。最終的に皆様のお
手元に届くときには、Ph9~11という「弱アルカリ性」になった
ものだけを出荷しています。
さて、使い方ですが、「台所用」としてお使いの場合、小さい
容器に少し水(ぬるま湯がいいです。)をいれ、よく泡立てて
ください。その泡と水溶液で食器洗浄します。ですからネット
に入れて使うと、きめ細かい泡が立ちます。油汚れには、まず
この泡をつけ少し放置しておくと効果的です。
「洗濯」には、ピンポイントでの使用をお勧めします。靴下の
泥汚れや、ワイシャツの襟や袖口の汚れにぬらしてすり込んで、
揉み洗いしてから、洗濯機で洗ってください。
「掃除」にもお勧めです。換気扇など頑固な汚れも、この石鹸
の水溶液でこすればきれいになります。
何より、排水が環境にやさしい、いずれ自然の中で分解されて、
循環される成分のみで作られていることと、天然成分のみでの
製法なので、肌に優しいのが使用後の実感としてわかるはずで
す。末永くご愛顧くださいますようお願い申し上げます。
Posted by 鳥山鳥子 at 20:27 | Comments(0) | 廃油石鹸